-鴉の檻- 404 Not Found

此処は残骸。

単色の場所より

見たかった夢、描きたかった未来とは、

一体どんな色をしていたのだろうか。

 

砂上の都市からは、何も見えない。

 

世界を知らなければ、色もわからない。


きっと、何も知らないままに終わる。

日が昇り、夜が来て、延々と続くループの中で

腐るだけ。


何も知らない、何も見えない、何も聞こえない……。