深夜。
お久しぶりです、鴉です。
さっきまでプラ板工作をしていました。
いらない技術ばかり増えるくせに、全く人の役には立ちません。
母親はこの時間も外をほっつき歩いているらしく、弟から空腹を訴えるメールが届いたり、自己嫌悪に陥ったりと忙しくしております。
そう、深夜は惨めな自分を呪う時間です。
「お前に生きている価値はない」
胸中の鏡像が囁く時間です。
どんなに己の技術を披露したところで、それは電子の海での戯言、一歩外に出れば誰もお前のことなど知らない。
なんの役にも立たない木偶、誰もお前を見ようとはしない。
惨めで、愚かで、取り柄のひとつもない人間だ、誰がお前など見るものか……と。
六畳の世界の中心で、静かに沈んでゆく深夜。
みなさんは、どんな夢を見るのでしょう。
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— 鴉 (@00karasugarou00) 2018年1月25日
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